こんにちは。学びのインフォです。そろそろ卒業シーズンですね。
今の中3が卒業すると、いよいよ自分たちが受験生。不安に思う人もたくさんいることでしょう。
塾に通っている人は、次学年の勉強に取り組んでいるのではないでしょうか?
つまり、受験の世界では既に次年度のスタートが切られているのです。
けれど、まだまだ部活に専念していて夏までは部活を頑張る!というお子さんも多いです。
今回は、春休みって何をしておけばいいの?というお話を4つのポイントからご紹介します。
春休みは短い
春休みって本当にあっという間ですよね。

春休みって何を勉強したら良いですか?
という質問をよくいただきます。
単純に2週間ちょっとしかない短い期間で、出来ることって限られています。
その限られた時間を如何に有効に使うことが出来るかが、理想なんです。
そう理想(笑)。
理想に近づける現実をみる
短い期間でもやりたいことはいっぱい。
そんなすぐに受験生の心構えになる新中3生なんて、ほんの一握りです。
親からしたら、

今年受験生なのに大丈夫かな?
と不安に思う方が多いでしょうが、心構えなんて春から無いほうが当たり前なんです。
だから理想はコレもやりたい、アレも勉強しておきたい!と色々あるものを箇条書きにしてリスト化することをお勧めします。
その中から、現実的にこなせそうな量と優先順位を決める作業をすると計画が立てやすいです✨️
春休みにやっておきたい勉強(参考)
1年生と2年生の復習
中1・中2の復習は、『〇日間で総復習!』といったシリーズが薄くて良くポイントがまとまっています。
主要5教科全てをやる必要はありません。
人によって苦手教科というものは違うので、自分にとって苦手だと思われる教科や不安な教科をおススメします。

書店で子供自身が目で見て、
やる気が出るもの(失せないもの)を選ぶと良いでしょう
復習して間違えたところを理解する
定期テストなども同じですが、復習しても間違えた箇所を理解しないまま終わらせてしまうケースがあります。せっかく復習しているのに、それでは苦手箇所の補充にはなりません。
復習する目的は、理解していなかったところを「理解できた!」にすることです。
自分ひとりで解答や解説を見ても理解までは出来なかったところは、塾へ行っている人は塾の先生に質問をしましょう。
家庭学習のみの人は、春休みが終わってから先生に質問するでも構いません。
必ず誰かに質問をして、自分が理解できるところまでいけることが理想です。
自分の苦手な単元を見つける
総復習を活用したり、今まで行ってきた定期テストを振り返ると、自分がどんな単元を苦手としているのかが分かります。
受験生になるとき自分の成績をアップさせたいと思った時は、自分にとっての苦手な単元の数を少なくしていくことが重要です。
その為にも、まずは己を知りましょう。
英単語と英熟語の勉強
春休みにしたい勉強の1つは、英単語と英熟語です。
短い期間の休みですが、今まで覚えてきた英単語や英熟語がどれだけ頭に残っているのかを確認しましょう。
まだ手元に単語帳などが無い人で買おうと迷っている人は、使う本人が選んだほうが良いでしょう。自分にとって解りやすい、覚えやすい単語帳というのは違うものだからです。
単語帳などを買う予定は無いという人も、基本高校入試は教科書の範囲からしか出題されません。普段から学校で使用している教科書の最後に単語リストが掲載されているので、そこを活用して中学校で習う英単語や英熟語を習得してしまいましょう。
読むことが出来るか、スペルまでちゃんと覚えているかをチェックすることで、自分の単語力が分かりこれからの受験を乗り切るだけの単語力を養うためのスケジューリングに役立ちます。
習った公式の総復習
意外と振り返りをしないのが、この習った公式の総復習です。
数学を例にあげるのであれば、小学校で習ったような公式も中学で使用しているハズです。今まで習った全ての公式を総復習しておくことで、これから先新に習う単元にも活用できます。
今現時点で不安な単元は、もしかすると公式が頭に入っていないからなのかもしれません。公式を忘れていたから間違えたなんて、勿体ないし悔しいですよね。
全てをやりきらなくても良いのが春休み
やりたいことをリスト化して、優先順位をつけたら全部をこなさないとダメだと思う人が少なくないですが、実は優先順位の低いものは春休み後に残ってしまっても構いません。
受験生になったとたんに色々なことを詰め込みすぎても、1年ある受験勉強の期間を乗り切ることは出来なくなってしまうからです。

春休みは少し受験に意識が向いたらでOK!
まずは、自分の苦手単元を少しでも見つけることが大切です!
まとめ
いかがでしたか?今回は、『新中3の春休みは何をする?』を4つのポイントでご紹介しました。
このブログでは実際に質問されることの多いものを中心に取り上げています。初めてのお子様だと受験に不安だったりしますし、ご兄弟がいてもお子様の性格の差などから不安になることが違ったりしますよね。
お役に立てることがあれば嬉しいです。