こんにちは。学びのインフォです。
中学3年生のお子さんを支えてきた保護者の皆さま、本当にお疲れ様です。
期末テストもそろそろ終わりる頃でしょうか・・・。そろそろ仮内申が出始める時期ですね。
子どもの進路がいよいよ数字として見えてくることで、不安が大きくなるのは当然のことです。
「この内申で大丈夫だろうか?」
「冬休み、本当に頑張ってくれるのか…?」
「もう少し早くやってくれたらよかったのに…」
こんな気持ちが胸に渦巻く時期だと思います。
ですが不安に押しつぶされてはいけません。
この“冬休み直前のわずかな期間”を有効活用することで、巻き返しやすいタイミングなのです。
さらに言えば、この時期に“仕組み”を整えることで、
保護者の負担を減らし、お子さんが自走できる流れを作ることも可能かもしれません。
今回は、
- 冬休み直前〜冬休み初期にやるべき「地ならし学習」
- 得意タイプ・苦手タイプ別の学習法
- 保護者の伴走疲れを軽減し、子どもが自走しやすくなる仕組みづくり
を、わかりやすく丁寧にまとめてみました。
冬休みを“ただの短期集中期間”ではなく、
お子さんの成績が確実に伸びるための加速装置にしていきましょう。
まずは“不安の正体”を見つめる——保護者が一番つらい時期だからこそ、現状整理が必要
仮内申が出るタイミングは、多くの保護者にとって心がざわつく時期です。
「この数字で志望校に挑戦していいのだろうか?」
「もっと内申が欲しかった…」
「今の学力で本番に間に合うのだろうか…?」
こうした不安は、どんな保護者も共通して持っているものです。
子どもを思う気持ちが強いからこそ生まれる、ごく自然な感情と言えます。
私自信も2度の伴走は不安との闘いでした。そして多くのママ友だちと接してきた経験から言えることがあります。
不安のほとんどは、“見えないもの”から生まれている。
- 本番までの流れが見えていない
- 冬休みの学習の全体像がつかめていない
- 今の学力がどれくらいなのかわからない
こうした「見えない状態」が続くほど、不安は増幅していきます。
だからこそ、最初のステップは見える化です。
残り日数の可視化
- 冬休み開始まで(○日)
- 冬休み中(○日)
- 出願まで(○日)
- 本番まで(○日)
紙やGoogleカレンダーに書き込むだけでも、不安は半分以下になるかもしれません。
逆に焦ってしまう人も中にはいるかと思いますが、残りの日数を可視化することで、今我が子に必要な勉強スケジュールを組みやすくなるメリットもあります。
“目標点”でなく“やることリスト”を共有する
多くの家庭で起きているのが、
「目標はわかったけど、何をすればいいかわからない」という状態。
この文章の中盤で詳しく解説しますが、
目標点ではなく“今日・今週・冬休みでやること”を具体化することが大切です。
それだけで、子どもが自分から動きやすくなり、保護者の負担も大きく軽減します。
冬休み直前の“地ならし学習”——冬休みで伸びる子はここに集中している
冬休みは確かに大切です。
しかし、冬休み“だけ”頑張っても点が伸びるわけではありません。
冬休みに入る前の2週間ほどの期間に何をしたかで、冬休みの伸びはほぼ決まります。
これを私は「地ならし期間」と呼んでいます。
勉強が苦手なお子さんでも、得意なお子さんでも、
ここで“土台”を作っておくことで、冬休みの勉強が驚くほどスムーズに進むようになります。
冬休み前にやるべき3つのポイント
英語:文法の穴埋め
特に重要なのは
- 不定詞
- 関係代名詞
- 比較
- 時制
入試の英文は、これらが理解できているかどうかで読解速度が大きく変わります。
数学:関数・図形・方程式の標準問題
難問ではなく、
“教科書を確実に理解しているか”の確認が最優先。
これらがあやふやなまま冬休みの応用問題を解くと、つまずきが増えて負荷が大きくなります。
理社:頻出暗記の土台づくり
理社は短期間でも伸びる教科ですが、やる範囲が広いのは事実。
最初から全部覚える必要はありません。
この時期は、
- 一問一答
- 重要語句暗記
- 用語説明の理解
など、基礎の基礎だけでも十分効果が出ます。
まずは定期テストの見直し・やり直しをきちんと終わらせましたか?
タイプ別の学習戦略——得意タイプと苦手タイプで冬休み前の勉強はこう変える
お子さんのタイプによって、
同じ勉強法でも効果が出る子・出ない子がいます。
冬休み直前のこのタイミングで、
得意タイプ・苦手タイプに合った学習スタイルを設定しておくことが、冬休みの成功につながります。
得意タイプのお子さん
“冬休みで一気に伸びるための診断期間”にしましょう。
得意タイプの子は、
とにかく走り出せるけれど、方向性を間違えやすいという特徴があります。
だからこそ、この時期に
弱点をあぶり出す“診断”を中心にすることが大切。
やるべきこと
- 過去問を1年分、試験時間で解いてみる
- 間違えた問題を分類(計算ミス/理解不足/単元の抜け)
- 冬休みの重点リストをつくる
実際、これは塾でも非常に効果が高い取り組みで、多くの子がこれだけで勉強の質が変わります。
苦手タイプのお子さん
“冬休みにパンクしないための基礎固め”に徹することにしましょう。
苦手タイプの子は、
- 何から始めればいいかわからない
- 難しい問題に取り組むと心が折れやすい
- 勉強の習慣を作るのが大変
という課題があります。
ここで無理に過去問をやらせるより、
基礎固めと勉強リズム形成を優先したほうが、冬休みの伸びが大きくなります。
やるべきこと
- 英語:重要文法と英単語の復習
- 数学:計算・比例反比例・一次関数の基本
- 理社:1日15分暗記ルーティン
- 机に向かう時間帯を固定する(例:20:00〜21:30)
この時期は「難しいことをやらせる」よりも、
“元気に冬休みに突入させる”ことのほうがずっと重要です。
おススメ教材
伴走に疲れたママさん・パパさんへ——子どもが“自走する仕組み”を作る方法

冬休み直前のこの時期、
最も疲れているのは実は保護者の方です。
- 勉強しなさいと言うのに疲れた
- 言っても動かない
- 何をチェックすればいいのかわからない
- イライラしてしまい自己嫌悪になる
こうした声を、私はたくさん聞いてきました。
だからこそ、これからの時期は
「管理する」から「仕組みをつくる」へと役割を切り替えていくことが大切です。
仕組み①:タスクは“親が与える”のではなく“子どもに書かせる”
人は自分で決めたことのほうが行動しやすくなります。
「英語の文法やりなさい」では動きませんが、
「今日のタスクを3つ書いてごらん」と言うと、多くの子が動きます。
例:1日のタスクはこのくらいでOK
- 英語:関係代名詞の復習1ページ
- 数学:関数の基本問題2ページ
- 理科:一問一答30問
楽勝でもなく、苦しくもない量がちょうどいいのです。
仕組み②:「15分ミッション」で“とりあえず始める”を習慣化する
苦手タイプには特に効果絶大。
「最初の15分だけやろう」と提案すると、
ほとんどの子がそのまま30〜60分続けます。
やり始めるハードルを下げることで、意欲や集中力が自然に上がる例が多いです。
仕組み③:チェックは“やったかどうか”ではなく“成果”だけ見る
「本当にやった?」
「どれくらい進んだの?」
と言われると、子どもは防御的になりがち。
私たち親にもストレスが蓄積します。
おすすめは、
「今日できたことを1つだけ見せて」
という声かけ。
- 英語なら「今日覚えた文法を1つ」
- 数学なら「できるようになった問題を1つ」
これだけで十分です。
負担は最小、効果は最大。
仕組み④:勉強場所と時間を固定して“迷い”をなくす
毎日20:00〜21:30など、
時間と場所を固定するだけで行動率は一気に上がります。
時間を決めないと、子どもは「いつでもできる→やらない」に陥ります。

これは大人のダイエットや筋トレと同じなんですよね💦(私もすぐに三日坊主)
保護者が“最少の負担”で最大の効果を出すためのコツ
受験期の保護者は、本当にたくさんのことを抱えています。
家事、仕事、出願準備、学校とのやり取り…。
その上で子どもの勉強にも気を配るのは、誰だって大変です。
だからこそ、
「最小のサポートで最大の効果が出る方法」を選びたいですよね。
声かけは3つに絞る
- 「今日のタスクは何?」
- 「どれが一番大変そう?」
- 「明日は何を優先する?」
これだけで管理しすぎず、見守りすぎず、ほどよい距離感が作れます。
スマホ管理は“禁止”ではなく“選択式”に
- 「21時までは親が預かる」
- 「またはリビングに置いておく」
どちらかを子どもに選ばせることで、強制感が軽減します。
勉強できなかった日は“叱る日”ではなく“整える日”に
- タスクを減らす
- 机の整理
- 睡眠リズムの調整

叱るより、環境を整えるほうが効果が高いそうです。
冬休みまでに準備しておきたい3つのこと
冬休みのラストスパートをやり切るには、
直前の時期に“準備”ができているかどうかが重要です。
学習計画の枠組みをつくる
- 1日のタスク
- 学習時間帯
- 週ごとの到達点
これがあると、冬休み中の勉強が迷わず進みます。
弱点リストの作成
- 英語の穴
- 数学の穴
- 理社の暗記不足
これが冬休みの勉強テーマになります。
基礎固めの進度の確認
英数国理社の“最低ライン”が整っていると、冬休みの演習の質が上がります。

お忙しい中大変だとは思いますが、是非子どもと一緒に解いた問題集を確認してみるなどのサポートをしてあげて欲しいです。
冬休み直前は、保護者と子どもが一番成長できる時期
いかがでしたか?今回は、『冬休み直前に事前準備!子どもが自走する“地ならし学習”と家庭学習の仕組みづくり』をご紹介してきました。
冬休み前のこの期間は、
実は入試本番までで最も伸びる可能性を秘めた時期です。
そして同時に、保護者と子どもが
“役割と気持ち”を整えていくための最も大切な時間でもあります。
- 保護者は「管理」から「仕組みづくり」へ
- 子どもは「受け身」から「自走」へ
- 家庭全体で“冬休みをどう迎えるか”を整える
- 不安を“行動”に変えていく
これだけで、冬休みは子どもがぐんと成長する期間に変わることがあります。
そして、どうか忘れないでください。
この時期はまだまだ巻き返せます。
むしろ、ここから伸びる子が本当に多いのです。
親子ともにしんどい時期ではありますが、
必要なのは、少しの準備と仕組み、そして「できることを淡々と積み上げる気持ち」だけ。
ここからの追い込みを乗り切っていけるように、サポートをしていけたらいいですね。
この記事が少しでも皆様のお役に立てれば嬉しいです。



