こんにちは。学びのインフォです。
中学1年生の3学期。
ママさんたちからよく聞くのが、
- 「まだ中1なのに、高校入試の話を聞くと不安になる」
- 「塾に通っていないけれど、このままで大丈夫?」
- 「家庭学習って、正直何をさせればいいのか分からない」
という声です。
先輩ママとして、そして今まで色々なママ友さんたちから相談を受けて見てきた立場として言えるのは、この不安は、とても自然なものだということです。
なぜなら、中学1年生の3学期はまだ取り返せる時期だけれど、家庭学習の差がはっきり見え始める分かれ道だからです。
ここで何をするかor何をしないかで、中学2年・3年の学習のしんどさが大きく変わってきます。
今回は、3学期にやっておきたい家庭学習についてご紹介していこうと思います。
中1・3学期に成績が「3つ」に分かれ始める理由
3学期になると、成績は大きく次の3タイプに分かれます。
- 上位:安定して点が取れている
- 中位:平均前後で伸び悩んでいる
- 下位:苦手意識が強くなっている
これは能力差というより、家庭学習のやり方・向き合い方の違いによるものがほとんどです。
しかもこの時期、とりあえず学校のワークはやっているという状態でも、実は中身に大きな差が出ています。
ここからは、成績別に英語・数学・国語をどう絡めて家庭学習を進めるかを具体的に見ていきます。
【成績上位】3学期にやっておきたい家庭学習
このタイプの特徴
- 定期テストは平均+15点以上
- 提出物はきちんと出す
- 勉強習慣はあるが、内容は自己流
一見順調に見えますが、なんとなくできている状態が一番危険なのもこの層です。
英語:「読める」から「書ける」へ
中1英語で差がつくのは、単語や文法を書けるかどうかです。
3学期は、
- 単語を見て書けるか
- be動詞・一般動詞を使い分けられるか
- 語順を意識して文を書けるか
を確認したい時期。
おすすめなのは、
- 教科書本文の音読
- 簡単な英文暗写(丸写しでOK)
「分かっているつもり」を防ぐことが大切です。
国語:感覚読みから一歩進む
国語が得意な子ほど、
- なんとなく読んで
- なんとなく選んで正解している
ことがあります。
3学期は、
- 指示語が何を指しているか
- 接続語で文章の流れがどう変わるか
を意識させるだけで、中2以降の読解力が安定します。
数学:スピードより説明
難しい問題に挑戦するより、
- 途中式を丁寧に書く
- なぜその式になるか説明する
この習慣が、中2数学の土台になります。
【成績中位】伸びるか落ちるかの分岐点
このタイプの特徴
- 平均点前後
- 教科ごとの得意・不得意がはっきり
- 勉強しているのに成果が出にくい
この層は、3学期の過ごし方次第で大きく変わります。
数学:積み残しを放置しない
中1数学で多いのが、
- 正負の数があやふや
- 文字式の意味が分からない
ワークをもう一周するより、できなかった問題だけをやり直す方が効果的です。
途中式を書かせるだけで、理解度が見えてきます。
英語:「分かったつもり」を壊す
英語が伸びない原因は、
- 単語を覚えた気になっている
- 語順を感覚で処理している
3学期は、
- 単語を書いて確認
- 教科書の1文を日本語に直す
この地味な作業が、中2で効いてきます。
国語|点が安定しない理由を知る
国語は、
- 漢字
- 文法
- 記述
この3つのうち、どこかが抜けがち。
まずは漢字で確実に点を取ることから始めるのがおすすめです。
【成績下位】まだまだ立て直せます
このタイプの特徴
- 平均−20点前後
- 勉強への苦手意識が強い
- 何から始めればいいか分からない
ここで大事なのは、一気に全部やらせようとしないことです。
英語:最低ラインを作る
英語が苦手な子は、
- アルファベットが怪しい
- 単語が書けない
ことが多いです。
まずは、
- アルファベット
- be動詞の文
- 単語の書き取り
「声に出して読む」だけでも、抵抗感が減ります。
数学:計算以前のつまずき確認
計算ミスの原因が、
- 数字の読み違い
- マイナスの理解不足
ということもよくあります。
1日5問でOK。
「できた」を積み重ねることが最優先です。
国語:勉強嫌いを悪化させない
いきなり記述問題はやりません。
- 漢字を毎日少し
- 教科書の音読
これだけでも、3学期としては十分意味があります。
塾に通っていない家庭だからこそ大切なこと
塾に通っていないと、不安になりますよね。
でも、実際には家庭学習が整っている子の方が、中2以降に伸びるケースも多いです。
大切なのは、
- 成績別に期待値を変える
- 他の子と比べない
- 「何時間やった?」ではなく「どこが難しかった?」
という声かけ。

先輩ママとして正直に言うと、親が焦るほど子どもは勉強から逃げます。
そろそろ塾へ通うことを検討していたら
こちらの記事がおススメです。
入試について知りたい方は
こちらの記事がおススメです。

おまけ:<成績別>3学期の家庭学習チェックリスト
※できているところに✓をつけて確認してください
【成績上位】向けチェックリスト
「できている」を「伸ばせる」に変える3学期
英語
- □ 英単語を「見て書く」練習をしている
- □ be動詞と一般動詞の違いを説明できる
- □ 教科書本文を声に出して読んでいる
- □ 短い英文を書いてみる習慣がある
数学
- □ 途中式を省略せずに書いている
- □ なぜその式になるのか言葉で説明できる
- □ 難問ばかりに手を出していない
国語
- □ 漢字は満点を目標にしている
- □ 指示語・接続語を意識して読んでいる
- □ 記述問題で本文に戻って確認している
✓が少ない場合
できているつもりになっている可能性があります。
3学期は精度を上げる意識が大切です。
【成績中位】向けチェックリスト
伸びるか、止まるかの分かれ道
数学
- □ 正負の数・文字式で止まる問題が分かっている
- □ ワークを「できない問題中心」でやり直している
- □ 途中式を書いて確認している
英語
- □ 英単語を実際に書いて覚えている
- □ 語順ミスをそのままにしていない
- □ 教科書の1文ずつを日本語にできる
国語
- □ 漢字を後回しにしていない
- □ 記述問題で「型」を決めている
- □ 点が取れない原因を本人が分かっている
✓が少ない場合
勉強量ではなくやり方を見直すサインです。
【成績下位】向けチェックリスト
今からでも立て直すために
英語
- □ アルファベットが正しく書ける
- □ 英単語を声に出して読んでいる
- □ be動詞の文を理解している
数学
- □ 数字やマイナスの意味を理解している
- □ 1日5問など、量を絞って取り組んでいる
- □ 「できた問題」を確認して終えている
国語
- □ 漢字を毎日少しずつやっている
- □ 教科書を音読している
- □ 記述問題を無理にやらせていない
✓が少なくても大丈夫
3学期はゼロを減らすことが目標です。
親向けチェック:全成績共通
- □ 他の子と比べる声かけをしていない
- □ 「何時間勉強した?」と聞きすぎていない
- □ 成績に応じた目標設定をしている
- □ できたことを言葉にして伝えている
チェックリストの使い方(ひとこと補足)
このチェックリストは、「全部✓をつける」ためのものではありません。
- 今どこにいるかを知る
- やるべき優先順位を決める
そのための家庭用ナビです。
高校入試が不安な方に今から出来ること
4月には2年生に進級することで、高校入試も近づいてきます。まだまだ中1だと思っていても、この受験シーズンはニュースなどでも情報が飛び交い、我が子が乗り切れるのかと不安になるママさんも多いです。
そこで、今から出来るおススメは漢字・計算・英単語と英熟語です。
1年生で習った漢字や小学校の漢字など、不安な要素があれば、復習しておきましょう。
計算が苦手かな?という人は、一日10分で出来るミニドリルがおススメです。
英単語と英熟語は、高校入試用に英単語帳などを購入するご家庭も多いでしょう。塾に通わないで、家庭学習を主にしていこうというご家庭には、今から1冊購入して勉強を始めることをおススメします。

その際、お子様と本屋さんに行って使用する本人が目で見て、「これなら続けられる!」というものを購入することが秘訣だと思います。
3学期は「準備の学期」
いかがでしたか?今回は、『3学期にやっておきたい家庭学習について』ご紹介してきました。
中学1年生の3学期は、点数を一気に上げる時期ではありません。
- 勉強のやり方を整える
- 苦手を放置しない
- 中2に向けて土台を作る
この3つができれば十分です。
高校入試は、もう少し先。
でも、そのスタートラインは、確実に今ここにあります。
焦らなくても大丈夫です。
でも、「何もしない」のはもったいない。
この3学期でうまく家庭学習を計画実行することで、これから先の学年に上がったときに少しでも苦労することが減っていたらいいですよね。
この記事がみなさんのお役に立てれば嬉しいです。




