中受しない4・5・6年生、3学期の家庭学習の考え方

小学生の勉強が知りたい

明けましておめでとうございます。学びのインフォです。

新年初記事になります。今年もよろしくお願い致します。

小学校高学年。
この言葉を聞くだけで、なんとなく胸がざわつく、という方も多いのではないでしょうか。

中学受験はしないと決めている。もしくは、まだ受験しようか悩んでいるご家庭。
それでも、
「勉強についていけているのかな」
「このままで中学、大丈夫なのかな」
そんな不安が、3学期になると一気に押し寄せてきます。

特に4年生・5年生のママさんから、こんな声をよく聞きます。

「ネットの記事は6年生向けの話ばかりで、
うちにはまだ早いのか、それとも遅いのか分からない」

でも、最初にお伝えしたいのは、
この記事は6年生だけのためのものではありません。

むしろ、
4年生・5年生の“今”だからこそ意味がある3学期の過ごし方をご紹介していきたいと思います。

もちろん、中受しない6年生のママさんたちへの3学期の家庭学習ポイントもご紹介しているので、是非参考にしてみて下さいね。

  1. 3学期は「伸ばす」より「整える」学期だった
  2. 3学期の学習対策
    1. 算数(計算が苦手な子)
      1. 学年別・3学期の計算の考え方
    2. 子どもが自走するための計算問題対策
    3. 算数(図形が苦手な子)
      1. 学年別・図形のつまずき方
      2. 教えなくてもできた図形対策
    4. 国語(読解力に不安のある子)
    5. 学年別・読解力の課題
        1. おススメ教材
        2. おススメ教材
      1. 「答えの型」を固定する(内容より“書き方”を先に整える)
      2. 家庭でできるやり方
      3. 「本文に戻るクセ」を強制的につける
      4. 家庭でできるやり方
      5. 対策③「長文1本」より「短文を分解」する
      6. 家庭でできるやり方
        1. おススメ教材
      7. 6年生の国語で、やらなくてよかったこと
      8. 3学期にやってよかった国語の取り組み
      9. 6年生の読解力は「伸ばす」より「ズレを直す」
      10. 親ができるのは「教える」より「戻させる」こと
    6. 英語(今から対策したい)
      1. 小学校高学年でやっておきたい英語の“最低ライン”
      2. 「書かせる日」を週1回だけ作る(毎日はやらない)
      3. 「覚えてから書く」をやめる
      4. 「音とセットで書かせる」
  3. 学年別の考え方(安心材料として)
    1. 4年生
    2. 5年生
    3. 6年生
      1. 英語が自走しつつ、中学につながる家庭学習とは
        1. おススメ教材
  4. 子どもの勉強に伴走できない家庭・伴走したい家庭も
    1. 見られない家庭が気にしなくてよかったこと
    2. 見たい家庭が気をつけたいこと
  5. その他こちらの記事もおススメ
  6. おわりに

3学期は「伸ばす」より「整える」学期だった

3学期は、とても短い学期です。
新しい単元も少なく、まとめの色が一気に濃くなります。

だからこそ、
3学期にやるべきことは、先取りでも、詰め込みでもありません。

今まで何となくやってきたことを、整える

これが、3学期の家庭学習の一番大切な役割だと感じています。

4年生なら、
「このまま苦手を放っておいていいのかな?」を見直す学期。

5年生なら、
「最近、勉強が雑になってきたかも?」に気づく学期。

6年生なら、
「不安なまま次に進まないための整理」をする学期。

どの学年でも、
今の学年で整えることに、ちゃんと意味があります。

3学期の学習対策

しゃぺろん
しゃぺろん

ここからは、各学年・各教科ごとに3学期の学習対策法をご紹介します。

算数(計算が苦手な子)

計算が苦手なのは、学年のせいじゃなかった

「まだ小学生だし、計算ミスくらい仕方ないよね」
私自身、何度もそう思ってきました。

でも後から振り返ると、
計算が苦手な原因は、学年ではなくやり方の癖だったと感じています。

3学期は、この癖に気づける絶好のタイミングです。

学年別・3学期の計算の考え方

4年生
・とにかくミスが多い
・答えは合っていることも多い

この時期は、スピードより
見直すことや途中式を書く習慣をつけることを実行してみましょう。

しゃぺろん
しゃぺろん

ミスが多い子の特徴として、頭の中で計算してしまい途中式を書かない。最後に見直しをしない。という子が多いです。途中式を書くことによって、自分の間違えいに気がつくことが出来るので、まずはそこから始めてみましょう。

5年生
・小数・分数が増えて雑になりやすい
・計算量が一気に増える

3学期は、分かっているつもりの計算を一度整理する時期。

しゃぺろん
しゃぺろん

小数と分数の計算を実はちゃんと理解出来ていない子が多いようです。中学に入って高得点を得ている子でも、意外とこの小数と分数を分かったつもりで進級してしまい、中学で躓いている子が多いと私は感じています。だから、この機会に分かっているつもりになっていないか、整理してみましょう。

6年生
・全部できているようで、怪しい単元が混ざる

3学期は、
できる計算不安な計算を分ける作業が大切です。

しゃぺろん
しゃぺろん

自分が苦手としている単元を見直す機会です。できる不安を分けて不安な部分を自信に変えられるようにしておきましょう。

子どもが自走するための計算問題対策

我が家で効果があったのは、量を減らすことでした。

・毎日5〜10分
・問題は少なめ
・親は教えない、確認するだけ

しゃぺろん
しゃぺろん

「ちゃんとやらせなきゃ」と思っていた頃より、
我が家では不思議とミスが減っていきました。

算数(図形が苦手な子)

図形が苦手=センスがない、ではなかった

図形が苦手な子を見ると、感覚の問題なのかなと思ってしまいがちです。

でも実際は、図形は慣れていないだけのことがほとんどでした。

学年別・図形のつまずき方

4年生
・見て分かったつもりになる

5年生
・条件が増えて混乱する

6年生
・問題文を読み飛ばしてしまう

どの学年でも、「つまずくのは普通」と思って大丈夫です。

教えなくてもできた図形対策

・図形を書き写す
・なぞる
・実際にお菓子の箱などを使って、切って動かす
・動画やアプリを活用する

親が横で説明しなくても成立する方法を選ぶことで、
伴走出来ないママ友たちも無理なく続けられると言ってもらえました。

国語(読解力に不安のある子)

読解力不安があってもどうしたら良いか1番分からなかった

※最初にひとつ、4年生・5年生の保護者の方へ。
この記事で出てくる「読解力」の話は、
今すぐできる・できないを判断するものではありません。

4年生・5年生の段階で
「国語が苦手かも」「読解力が心配」と感じるのは、とても自然なことですし、
3学期はできるようにするというより、つまずき方に気づければ十分な時期だと感じています。

焦らず、「今の学年で、ここを整えておこう」
そんな視点で読んでいただけたら嬉しいです。

国語については、
「何ができていないのか分からない」
これが正直なところでした。

計算なら間違いが見える。
漢字なら書けていないことが分かる。

でも読解力は、×がついていても理由が分かりにくい。

だからつい、問題集を増やしたり、解説してあげたりしてしまったのですが、
振り返ると、これはあまり効果的ではありませんでした。

学年別・読解力の課題

4年生
・語彙が足りず、文章の意味がつかめない
・最後まで集中して読めない

この段階では、「長い文章を読ませる」必要はありません。

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5年生
・設問の意味が分からない
・何を聞かれているかつかめない

文章そのものより、問いの読み取りでつまずく子が増えます。

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6年生
・本文は読んでいる
・でも答えがズレる

6年生になると、「分かっているつもり」の状態が一番の壁になります。

「答えの型」を固定する(内容より“書き方”を先に整える)

6年生になると、
・本文はなんとなく分かっている
・でも答え方がズレる
というケースが一気に増えます。

この段階で大事なのは、
読解力そのものを鍛え直すことより、答えの型を固定することです。

家庭でできるやり方

  • 記述問題は、毎回同じ形で書かせる
    例)
    「〜だから。」「〜ため。」
  • 正解・不正解より
    「型に沿っているか」だけを見る

内容の良し悪しを親が判断しようとすると、
どうしても説明・指導が必要になります。

でも「型」だけなら、親でもチェック可能です。

「本文に戻るクセ」を強制的につける

6年生の読解が伸びない最大の原因は、
問題文だけを読んで答えを書いてしまうことです。

「たぶんこういう話だったよね」
という記憶頼りが増える時期なんですね。

家庭でできるやり方

  • 答えを書く前に
    本文の根拠に線を引かせる
  • 線が引けていない答えは
    「合っていても×」にする

少し厳しく感じるかもしれませんが、
このルールを入れるだけで、

読む → 戻る → 書く

という読解の基本動作が定着します。

親は
「どこに線を引いた?」
と聞くだけでOKです。

対策③「長文1本」より「短文を分解」する

6年生のママさんがやりがちな失敗が、とにかく長文問題を解かせることです。

でも、読解力が不足している子にとって、長文は「読むだけで疲れる」存在になりがちです。

家庭でできるやり方

  • 長文を
    ・段落ごと
    ・設問ごと
    に分ける
  • 1日1問、1段落だけで終わりにする

全部やらせないことで、
・設問の意味
・本文との対応関係
が見えやすくなります。

結果的に、1問を丁寧に読む力がついてきます。

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6年生の国語で、やらなくてよかったこと

6年生の3学期になると、「もう仕上げないと」と親の方が焦ってしまいがちです。

でも実際には、やらなくてよかったことがたくさんありました。

・長文を何本も解かせること
・親が正解を説明すること
・全部の間違いを直させること

これらをやめたことで、国語の時間が少しずつ落ち着いていきました。

3学期にやってよかった国語の取り組み

・短文中心
・親は解説しない
・丸つけだけする

「どうしてそう思ったの?」と聞かないだけで、子どもが国語を嫌がらなくなりました。

6年生の読解力は「伸ばす」より「ズレを直す」

6年生の3学期に意識したのは、読解力を一気に伸ばすことではありません。

  • 問題文を最後まで読まずに答えていないか
  • 本文に戻らず、記憶だけで書いていないか
  • 答え方が問いとズレていないか

こうした小さなズレを修正することだけでも、正答率は安定していきました。

親ができるのは「教える」より「戻させる」こと

国語が苦手な子に対して、親ができることは限られています。

でも、
「どこに書いてある?」
「線は引いた?」

この2つを聞くだけで、子どもは自然と本文に戻るようになります。

説明しなくても、本文に戻るクセがつくだけで、読解は確実に変わったと思います

国語は、短期間で劇的に伸びる教科ではありません。

でも3学期は、ズレたまま次に進まないための大事な調整期間

4年生も、5年生も、6年生も、今の学年でできることをやっていれば、それで十分なのではないでしょうか。

英語(今から対策したい)

確かに最近は、中学1年の英語の授業で

  • アルファベットはもう分かっている前提
  • 単語を書くことが前提
  • ローマ字と英語の区別がついている前提

で進む学校が増えています。

だからと言って、小学生のうちからガッツリ書かせる必要はありません。

大切なのは、
書けるようにするではなく書くことに抵抗をなくす準備です。

小学校高学年でやっておきたい英語の“最低ライン”

学年に関係なく、3学期の時点でこれだけできていればOK!というラインです。

  • アルファベットを見て読める
  • 英単語を見て「知ってる音だ」と思える
  • ノートに英語を書くことに強い拒否感がない

正確に書けるにこしたことはありませんが、英語が嫌いになられてしまうよりも良しとしませんか?

「書かせる日」を週1回だけ作る(毎日はやらない)

自走環境は崩さず、でも書く経験ゼロにはしない。

そのためにおすすめなのが、週1回だけの「英語を書く日」です。

  • 時間は5分〜10分
  • 単語は3〜5個まで
  • 毎回同じ曜日

ポイントは、
「今日は書く日」と最初から決めておくこと。

毎日書かせようとすると失敗しますが、週1なら負担にならないかもしれません。

「覚えてから書く」をやめる

よくあるNGが、

ちゃんと覚えてから書きなさい

と言ってしまうこと。

これをやると、英語を書くハードルが一気に上がります。

おすすめは逆で、

  • 見ながら書く
  • 写し書きでOK
  • スペルは気にしない

「書く=覚える」ではなく、
「書く=なぞる・写す」くらいの位置づけにします。

これだけで、中学での書く抵抗がかなり減ります。

「音とセットで書かせる」

中学生で単語が書けない子の多くは、音と文字がつながっていません

なので、小学生のうちは

  • 音を聞く
  • その音の単語を見る
  • 見ながら書く

この3点セットだけ意識します。

意味が分からなくてもOK。
文で使えなくてもOK。

「この音は、この形なんだ」
という感覚があれば、
中学で一気に伸びます。

学年別の考え方(安心材料として)

4年生

  • 書くのはアルファベット中心でOK
  • 単語は「見たことがある」で十分

5年生

  • よく出る単語を少しだけ写す
  • 量より「書いた経験」

6年生

  • 中学で出る単語を
    「見たことがある」「書いたことがある」状態

完璧を目指さなくて大丈夫です。

英語が自走しつつ、中学につながる家庭学習とは

まとめると、

  • 普段は
    聞く・見る中心(自走環境)
  • 週1回だけ
    見ながら書く(最低限の準備)

このバランスが、自分で家庭学習するときに続きやすく、失敗しにくい形だと考えています。

「小学校では英語は聞くだけでいい」
「でも中学では書けないと困る」

どちらも、事実です。

だからこそ、無理に勉強させず、でも触れさせないこともしない。

3学期は、そのちょうどいい準備ができる、貴重なタイミングだと思っています。

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子どもの勉強に伴走できない家庭・伴走したい家庭も

見られない家庭が気にしなくてよかったこと

・毎日やっているか
・完璧かどうか

見たい家庭が気をつけたいこと

・教えすぎ
・管理しすぎ

「見られない=悪い」ではありません。

4年生は、苦手を放置しない。
5年生は、雑さを残さない。
6年生は、不安を整理する。

3学期は、今だからこそ意味がある学期です。

「何もしていない気がする」
そう感じているご家庭ほど、実はちゃんとやれていると思います。

その他こちらの記事もおススメ

おわりに

いかがでしたか?今回は、『中受しない4・5・6年生、3学期の家庭学習の考え方』をご紹介してきました。

私はママ友たちからは、教育ママだと思われているようで、同じように悩んできたママ目線でお伝え出来ればいいなと考えています。

あっと言う間に終わってしまう3学期ですが、新しい学年にむけて今振り返られることを今のタイミングで実行しておきたいですよね。

この記事がみなさんのお役に立てれば嬉しいです。

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